多くの就職支援の場合。
就職のテクニックを教えて成立している。
つまり「技」
例えば、応募書類の書き方。
面接でのマナー。
印象の良い表情の作り方。
エントリーシートの書き方。
それらはとても大事なノウハウ。
でも敢えて言います。
それだけでは無意味。
なぜなら、受講者がどんなに知識をつけても、
本人の心の部分に壁があったら技をできないから。
面接でのマナー知識を多く知っていたとしても...
「でも、こんなにマナーを完璧にやっていて、
就活に必死こいてると思われたらどうしよう...」
「エントリーシートの書き方は教わったけど...
やっぱり変に目立ちしたくないから、無難にしておこう」
などとなったら、技を知らないのと同じことになる。
だから、教えた技を使いこなすには、
メンタルもないと使いこなせない。
だから、就活支援では、技も教えるけど
それ以上に本人の心を整えていく必要がある。
つまり「心」。
就職講師には、技と心のバランスが重要になってくる。
これは、社会人でも同じ。
例えばフリーの講師の収入が危うい時に、
全米NO1マーケッター ジェイ・エイブラハムの3つの理論で、
1、顧客を増やす
2、単価(受講料、コンサル料)を上げる
3、リピートを増やす(ファン化させる、成果を出させる)
これを知ったとしても。
実際に「私なんて...」って思っていて実行しなければ、
それは結局知らないのと同じになる。
しかも、収入に不安がある講師はスポンサーに逆らわない。
逆らって仕事が減れば、それこそ死活問題になる。
だから、とにかく技を教えて終わり、ということになる。
確かに技を教えられた受講生は、短期間はやる気が起きる。
でも、心が伴いない技では、行動までいきつかない。
ちょっとやってみて上手くいかないと、簡単に技も捨てる。
スポンサー側は、とにかく結果を求めてくるのは仕方ない。
でも、それは一律に「技」(テクニック)を教えたら解決するものでもない。
健全な技は健全な心の上で成熟する。
ただ「正拳突き」を習った体験者の人と、
3ヶ月毎日「正拳突き」を続けた人ではフォルムがまるで違う。
就職してもらうには、この続けるマインドを説く必要があると思う。
もちろん、子育てにもこれは共通する。
そう、今僕は子供を究極の刃牙に育てようとしています。
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