「学生の質問コーナー」で場が地獄になる企業を救う3つの小技。


説明会で、

企業交流会で、

インターンシップで。


「では学生の皆さんから、弊社に質問はありますか??」と聞くと場が地獄になるんです。


と困っている企業さんが多い。

今日実施したインターンシップ関係の法人セミナーでもそう。


午前と午後にやって合計40社。

その半数近くは同じ反応をされていた。


質問コーナーになると、

それまでヘッドバンキングのように、うなずいていた学生も

途端に床をまじまじと観察するようになる。

視線は下に、下に、下に。

気持ちはアップアップ。


さらにその沈黙が30秒でも続いたら、、、

そりゃ双方ともに地獄でしょう。


今日はセミナーでシェアしたことを、ここでもシェアします。

すぐに実施できることを選びました。



1、事前か途中にワークを入れる


ずっと話を聞いていた側からすると、

いきなり声を出すのは多少のエネルギーが必要になります。

まして緊張していたら、掛け算で多くのエネルギーが必要です。


企業説明会に十分に声を出す環境をつくるか、

途中途中で、お隣さんと感想を言い合う時間を設けましょう。


お隣さんとの話から質問が浮かぶこともあります。


ワークといっても、おしゃべりするだけでもいいのです。

一方的な説明は、集中力を削ぐのでオススメしません。

15分超えたら1回はおしゃべりタイム突入!



2、例えばの質問を企業側から挙げる


学生が質問のできない理由の1つに「おそれ」があります。

どんな「おそれ」かというと、


「こんな質問してバカだと思われたらどうしよう」

「その程度の事、自分で考えろって言われたらどうしよう」

というものです。


そうして本人の中でハードルが上がっていくと、

とてもじゃないけど質問なんてできない状況になります。


「何もしないのが、いちばんプラス」という錯覚に陥ります。


だから、企業から、はたらきかけましょう。


「例えばよく来る質問にこんなものがあります」と、


「勤務中のお昼ご飯は外食する方が多いですか?」

「どんな服装で出社すべきかイマイチ分かりません」


などと、先に質問事例を出してあげましょう。

上記は例えばです。

コツはハードルを下げるような質問です。


それでも場が厳しければ、質問の事例を出した後にも、

お隣さんと、おしゃべりする時間を取ってみましょう。

そこに聞き耳を立てていると、ペア同士で出た質問を拾う事もできます。


そしたら、また2に戻って解説していきましょう。

大切なのは場を暖めて、声を出しやすくする環境です。



3、学生と年の近い社員を1人配置する


残念ですが、年齢の壁は高くて厚いです。

学生さんに限っては、年が近い方が格段聞く耳を持ってくれます。


僕も痛感しました。

前期15回のキャリア授業をしていた際、たった1回の卒業生講話。

前のめりで学生は聞きます。

講師の時と比べて、レポート提出では文章量が倍になります。


そして質問がどんどん出てきます。

講義終了後には人の輪ができます。

もはや、人気芸能人です。


いや、絶対に俺の方が普段深いこと言ってるから(笑)

教室の後ろで寂しそうな僕。もうただの嫉妬。



企業説明会の年配担当者さん。

悪いことは言いません、若い社員を連れて説明会に参加してください。

あなたが一服できる時間が倍になります。



以上、質問タイムの場を天国にしていただければ幸いです。

双方がハッピーな場になりますように。



ちなみに、就活者向けではこんな企画に力を注いでいます!

まだテキストはできていません。

いま、地獄にいます。



エンタメと優しさと革命とちょっとエロい就職講演家、櫻井樹吏サイト。

あなたと僕と為に記事を書きます!

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