「私はノウハウを持っています」
という士業・講師は眉唾です。
どれだけ経験を積んできていたとしても
「形」に残していないものはノウハウではありません。
これは僕の定義です。
試しに紙にノウハウを書き出してみても、
2、3枚も書いたら尽きてしまうことも。
形にしようとすると、難易度がEASYからHARDになるわけです。
これは実は僕自身に言えたこと。
連載を書いていた時に、痛感しました。
当時のダイヤモンド社の連載は1記事3000文字前後。
だいたい10記事も書くと、筆が止まってしまう。
ネタ切れを起こすわけです。
僕は最終的に全77回+電子書籍書き下ろしを経験しました。
期間にすると3年くらい。
正直、もっているノウハウだけでは達成するのは無理でした。
なんせ、自分で書いているから、覚えてるので、同じようなことは書けない。
ちょっと似たような表現になるだけで、毎回読んでいる読者は気づいてしまう。
そうなると、持っているノウハウを応用しなきゃいけない。
別の切り口からも攻めないといけない。
ケースに分けて考えてみたり、
もっと効率的な方法を考えたり、
もっと短期間でできるノウハウにしてみたり、
統合したり合体させたり、細かく分離させたりしなきゃいけない。
記事1つ書くのにも、化学反応を見るように実験していく。
そこからまた新しいノウハウを形にして。
またそれを掛け合わせたり。
でも。
自分ではうまく書けたと思ってたものが6000PVとかだったりする。
リラックスして気楽に書いたものが65万PVになったりする。
そうすると、今度は書き手に向けた表現を研究しないといけない。
出版社の連載の場合は、購読層の年齢や役職、ステータスも意識する。
ちなみにダイヤモンド・オンラインの購読層は40代〜60代がメイン。
さらに役職についている人が多く、知識に貪欲で、年収も一般より高い、など。
ノウハウを持っている、だけでは通用しない。
ということを痛感させられたわけです。とほほ。
でも講師・士業でも同じことが言えます。
Facebookやライン@で集客するのもいいけど、
講師にとっては、いまいち効果が発揮されにくいと思う。
なぜなら、Facebookやライン@は文字と画像の媒体だから。
本来、講師や士業なら人に教えたりするのが得意なはずです。
...少なくとも他の一般的な職業よりは。
だからyoutubeやHP内に動画をアップするだけでも
発注側やクライアントを安心させることができます。
しかも!!
それでノウハウを出すことで信用につながっていくと思うのです。
信頼はお金より大切だと思うのです。
でも「ノウハウありまっせ」だけ言っても信用はされません。
ところが。
周りの講師・士業を見ても、youtube使っている講師は1割以下です。
それなりに顔出し、構成を考えるのが面倒だから。
だから、2018年は動画を使用した差別化が有利です。
まずは自宅でも、講演先でも、動画を用いてみる。
これだけでも独自セミナーをやる人には効果的だと思うんです。
あなたのノウハウで動画にできるものは必ずあります。
「そんなの分からない!けど動画が撮りたい!」
そんな方こそyoutube撮影スタジオChesterの出番です。
明日先行でメニューおよびサービスを公開します!
お楽しみに♪
スタジオオーナー
櫻井樹吏
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