講師の話。
お金の話です。
講師は値上げをしても干されません。
本当ですって。
そんな話です。
自主開催セミナーを5千円から1万円に値上げする。
斡旋してもらっている仲介会社に値上げを申し入れる。
個別相談の料金を1時間あたり1万円から、3万円に値上げする。
こういうのが、得意な講師と苦手な講師がいます。
苦手な人はどういう人かというと。
・報奨金がもらえるような営業ではなかった人。
・基本的に与えられる給料で満足だった人。
・値上げすると、とんでもない要求をされると怖がる人。
・なるべくお金の話は交渉を避けてきた人。
・相場を知りすぎていて、相場に引っ張られる。
ちなみに僕は完全に苦手な講師でした。
「独立して数年で、他の講師よりも値上げなんて・・」
「もし値上げして、干されたらどうしよう・・」
そんな恐れがありました。
でも、ある時。
プチンと切れて値上げしました。
また機会があれば書くので置いといて。
実際に値上げをしたらどうなったか。
なんと。
思っていたのとはまるで違う結果になりました。
違う結果というのは、相手の反応だけではありません。
むしろ自分の反応です。
「値段を上げたからには、より受講者を満足させなきゃ」
そう思う度に、勉強する時間が増えました。
「値段を上げたからには、参加者が成果を出しやすくしなきゃ」
そうして独自ワークを増やすことができました。
「どうせなら、依頼してくれた人の悩みも解決してしまうとしたら?」
そうやって、最近は集客にも責任を持って関わるようになりました。
例えば、ターゲットを細かくしていく作業。
ターゲットは中年。
じゃなくて。
53歳、妻子あり。手取り30万。転職したいけど職務経歴が不安な中年男性。
その人なら合説のセミナーに何を期待するだろう?を考える。
その人が「このセミナー受けようかなぁ」ではなく。
その人が「このセミナーは受けなければ!!」となるキャッチコピーを考える。
そういう工夫と覚悟が値上げ宣言から生まれてくる。
逆に、手放しで「値上げは相手から提案してもらうものだ」となると、
心のどこかで額に不満がある状態で、登壇を続けなくちゃいけない。
それでハッピーなら、もちろん問題ないですが。
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1つはサラリーマンでも主婦でも学生でも取り組めるサービス。
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まずはここ何日か。
お金についての話をしていこうと思います。
次回は、値上げをして失敗だったこと編です。
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