「ありがとう」という言葉が好きです。
交通量調査で使うカようなカウンターを使って、
「ありがとう」と口に出したら１カウントとしていました。
サラリーマン時代もやってました。
僕は軽いノリが好きなので、職場でもやってました。
そしたら同僚が面白がって、「ありがとう」と声に出しました。
僕は面白がってそれも一緒にカウントしました。
職場が「ありがとう」に溢れる宗教観溢れる場所になりました（笑）
4年経って、カウントは50万回を超えました。
散歩している時とか、カチャカチャカチャカチャ。
「ありがとう」「ありがとう」「ありがとう」
って、不気味！！
他には何にも考えられない位に感謝の連呼。
ちなみに今思い返すと、
これはマインドフルネスにも通じる状態でした。
いわゆる「歩行禅」というやつらしいです。
そしていま、僕はカウンターを封印しています。
なんで？
実は「ありがとうカウント」にはデメリットもあったからです。
そのデメリットとはズバリ「感謝の限界」を超えられなくなること。
やってみて感じたことだけど。
ありがとうカウントというか、「感謝」にはレベルがありそうです。
そしてカウントがレベルアップを邪魔するのです。
各レベルを見てみましょう。
（office桜一輪調べ）
感謝レベル１ ありがとう自体の概念がない。
人からやってもらうのが当たり前。
お金払うんだから、感謝は必要なし。
バスの運転手さんにもお礼を言わない。
ってか感謝を口にする人って、キモくない？
感謝レベル２ 第三者にはありがとうが言える。
友達にありがとうと言える。
知らない人から厚意を受けたらありがとうと言える。
バスの運転手さんの安全運転に感謝を言える。
一方、親や親類、妻や子供など近い人ほど「ありがとう」が言えない。
感謝レベル３ ありがとうをとにかく言う！
ありがとうをカウントするか、日課にする。
累計数十万回を口にして、人間関係が良くなっている。
全く縁のないビルの掃除係さんに感謝を伝えて、仲良くなる。
反面、いつのまにか感謝（カウント）に対して執着がはじまる。
「ありがとう」概念がない人間を軽蔑する。
↑ここです！ここ。
カウントを続けている限り、ここで壁が訪れます。
↓一方で、カウント（執着）を捨てると次に行けます！
感謝レベル４ もうどうでも良くね？
ありがとうという感謝は大切だけど、相手が感謝してなくても良くない？
「感謝のカウント」をすること自体が目的になっていたことに改めて痛感する。
感謝しない人に怒るエネルギーを創造性に使う！
そもそも感謝されなくても、幸せかどうかは自分で決められる。って知ってるよ。
もし僕が声を失ったとしても、感謝の意を言葉以外で伝えられれば幸せ。
レベル５ もはや感謝ならぬ、神者（かんしゃ）。
その域に到達してないので分かりません！
名付けて「マザーテレサの領域（ゾーン）」
”人にやさしくすると、
人はあなたに何か隠された動機があるはずだ、 と非難するかもしれません。
それでも人にやさしくしなさい。
成功をすると、 不実な友と、 本当の敵を得てしまうことでしょう。
それでも成功しなさい。
正直で誠実であれば、 人はあなたをだますかもしれません。
それでも正直に誠実でいなさい。
歳月を費やして作り上げたものが、 一晩で壊されてしまうことになるかもしれません。
それでも作り続けなさい。
心を穏やかにし幸福を見つけると、 妬まれるかもしれません。
それでも幸福でいなさい。
今日善い行いをしても、 次の日には忘れられるでしょう。
それでも善を行いを続けなさい。
持っている一番いいものを分け与えても、 決して十分ではないでしょう。
それでも一番いいものを分け与えなさい。
〜マザーテレサの名言より引用〜
ここまで書いておいて何ですが。
最近めちゃくちゃ腹立つ事が多いっ！（笑）
「はぁっ！？」っていうくらい腹立つこともあります。
「始発待ち行列に割り込みするなー！！」とか。
「さっさとメール返事しろー！相手の身になってみろー」とか
（これは本当に人のこと言えないはずですが）
「ウチノコになぜか平気で触ってくるオバチャマたち」とか。
普通に腹たってます（笑）
感謝どころか癇癪です。
50万回言ってたって、そんなもんです。
僕は、その位の人間です。
でも、カウントはしていないだけで、やっぱり感謝は口から勝手にでます。
その方が、気持ちが良いからそれでいいです。
今日の幸せは自分で決めたい。
そういえば、昨日読んだ本にこんな一文が。
どんな人でも幸せになれる、というのが現代科学の結論ではないでしょうか。
茂木健一郎著 「脳を鍛える茂木式マインドフルネス」
今日も、好き勝手な事ばっかり書かせて頂きました！
あなたが今日も幸せでありますように。
ありがとうございます。
櫻井樹吏
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