学生からお金を取る就活セミナーは悪?


昔、あるサービスを考えたことがあった。

それは就活生(学生)への有料メルマガサービス。


月額1,000円で365日就活のノウハウをメールで届ける。

500人の登録で月額として50万円になる計算。


とはいえ、この計画は見事にスベる。

そもそも365通もメルマガを作るのが面倒になってしまった。(そこかい!)

多分作っても500人は到底難しかったと思う。


ちなみに。

お世話になっている先生にそれを話したら衝撃的な助言をいただいた。

今日はそれをちょっとシェア。


「日本では学生からお金を取るのは、悪とされる」


学割という言葉があるように、学生は優遇されるべきという風潮がある。

また、お金のない人からお金を取ってるように見える事が「悪」とされやすい。

(お金持ちの学生もいっぱいいると思うけど。)


だから、本当に善意でセミナーやメルマガを開催しても(僕の場合は商売でしたが)

「お金のない人から搾取してるやつ」という訳の分からないクレームをもらう。

それは、特に大学などでは強い反発を招く。


学生と同様に既卒の就活者でも同様。

個人的に開催した就活セミナーでも失敗経験ばかり。


そもそも無料で参加できる公共系の就職支援事業が多い。

そしてほとんどの事業は大手企業が受託しているか、HPが充実している。

それと比べると、正直個人のホームページはシンプル。

というか、「あなた誰?」

しかも有料セミナーともなると、余計に反応が悪い。


本気でお金を取るなら、学生への参加メリット提示が重要になる。

例えば、必ず上場企業(googleとか)へ就職させることができるとか、

◯◯テレビのアナウンサー専門の内定保証付きとか、

ちなみにスチュワーデス専門の就職支援で成功している大先輩も実際にいる。

そのくらいやらないと、反応は鈍る。

学生のスポンサーが親なら、尚更実績は重視するだろう。


そういうこともあって、僕の学生用メルマガは完全無料にしている。

ここでもらった質問はyoutube動画のネタになるし、

一定数の声がたまったら、大学への営業素材としても使うことができる。

学生からお金を貰うのではなく、いかに学生の味方を増やすかが重要じゃないかな。


僕は未だに、学生からお金を取るセミナー自体が悪とは思わない。

けど明らかに商売として、反応は「悪い」と思う。


エンタメと優しさと革命とちょっとエロい就職講演家、櫻井樹吏サイト。

あなたと僕と為に記事を書きます!

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