昨日は６日間就職支援プロジェクトの４日目。

応募者が志望動機を作る場面。

事例が必要かと思い、参加者の一人をヒアリングしたら

約5分の間に15個の志望動機ができた。

もちろん、それぞれ全然別の内容の15個。

ヒアリングを元にしているから、嘘の志望動機でもない。

「なんで、短時間で15個も志望動機ができるんですか？」

全然関係ない応募者なのに、15個を全部メモしていた人から質問された。

理由は簡単。

マニアだからです。

キャリアコンサルタントは、

就職活動なら、どの就活生よりも就職のマニアでなくてはいけない。

実際にその人の特徴を聞いて、企業の特徴の聞いて

共通点を探しただけ。

それでも日々やっていると、簡単にできるようになる。

そして、量が増えれば質もついてくる。

だから、結果的に質の高いものを量産できるようにもなる。

これらは全てこれまでの経験に比例する。

ただ、マニアなだけです。

自慢でもなんでもなく。

そんな作業はこれまでも数百数千とやってきた。

細かな言葉の言い回し。
キーワードの抽出。
伝える順番。
相手が魅力を感じる切り口。

コンサルタントは、クライアントよりもマニアでいなくちゃいけない。

「そんな事まで面倒くさいし、視野を広くもてない」

その作業が面倒な人に気づきを与えるのがコンサルタント。

だと僕は思っています。

師匠の言葉を借りると、

「スポーツ選手がそこまでやらなくてもいいでしょ...を超えて積み重ねると

オリンピック選手にもなれる。逆にオリンピック選手はそれをできる人」

（もちろん才能が影響する部分もあると思うけど）

いま、企業向けの採用コンサルタントとして舵をきった。

僕は誰よりも採用のマニア。集客のマニアでありたい。

そして応募者のマニア、決裁権者のマニアでもありたい。

採用するためのマニュアルなんて、タダで配って全然いい。

でも、僕自身が手がけたら高額の費用がかかるのは当然。

そんなコンサルタントとして浸透させる１年です。

いっぱい集客したいんじゃなくて、

必要な所に、必要が人が集まって皆がハッピーになれるマニアになりたい。

そう、僕はいま日本一のお見合いオバさんを目指している訳です。

櫻井樹吏