ご注意!お客さんを間違えているから上手くいかない!


前々前回から続いています。

 

「できること」×「役に立つ人」の話です。


今日は「役に立つ人」について考えていきましょう。


前回までは

・「できること」を細分化していく

という点に触れてきました。


では、「役に立つ人」すなわち「お客さんは誰ですか?」ということです。


僕の場合、連載4回目からは、

就職の話、だけでなく就職にまつわる色々な話という切り口を持ちました。


「役に立つ人」は当然、ダイヤモンドオンラインの読者です。

購読層は平均年齢40歳で年収3桁後半の方々です。

と、いうことは。

本来就職ノウハウに関しては、ほとんど興味がない方のはずです。


しかし、当時僕の連載はアクセスでいうと1記事平均10万PVでした。

わりと人気があったんです。


なぜ人気があったのでしょう。

それは、やはり僕の「できること」が購読者の「役に立っていた」からなんです。


繰り返しますが、購読者は就職ノウハウなんてどうでもいいんです。


読者が知りたかったのは

「トンデモ言動をする若者」という切り口の話です。


・職場にいる新人が何を考えているのか分からない。

・ウチの新人は他と比べて優秀なのだろうか。

・より自社の新人響く育成法はないだろうか。


こういったニーズがあったから「役に立った」のです。

僕の「できること」は細分化された若者論になっていました。


・若者の思う良い会社とは。

・職場で引かれてしまう若者の言動。

・若者が考えるブラック企業の定義。

・でも昔と比べたらITスキルや堅実さで上回る


ある種のアンチ教科書的な連載となっていた中で

「できること」と「役に立つ人」(ニーズ)がピッタリ合わさった結果でした。


実際に3回で終わる予定だった連載は2016年11月現在で67回を迎えています。

私自身は100回か累計1000万PVを取るまでは続ける覚悟で書いています。

もちろん毎回の記事は3000文字から4000文字で書いています。

切り口を変えるだけで、ビジネスの期間がは20倍近く広がったわけです。


さて、ここで重要な補足を。


今回はダイヤモンドオンラインの読者を例にして説明させて頂きました。

しかし、「役に立つ人」というのは実は実際の購読者以外にもたくさんいます!


事例1

トンデモ言動をする若者の「就職支援法」に関する記事を書いた時。

奈良県のある市から、就業支援者向けの講演依頼を頂きました。

(トンデモない若者を支援した人の具体的な話が聞きたい)


事例2

トンデモ言動をする若者の「志向性」に関する記事を書いた時。

テレビ局からインタビューの依頼を頂きました。

(最近の若者についての行動を専門家としてコメントしてほしい)


事例3

若者の就職・転職を取り巻く「将来」に関する記事を書いた時。

週刊誌からの依頼を頂きました。

(今の若者が将来老後を迎える時はどんな風になっていると予想されるか)


これは一例です。

どれも、最終的にはお引き受けしています。

番外編としては、「ありがとうの大切さ」について発言した時には

ある宗教法人からの講演依頼もありました。

(最終的に仕事の折り合いがつかず、役に立つ要素は不明)


つまり1つの記事でも、それを「役に立つ」と思ってくれる人は無数にいます。

上記の事例は狙って得たものではありません。

どれも記事からホームページに飛んで、お問い合わせから直接ご依頼頂きました。


ダイヤモンドオンライン読者だけが「役に立つ人」だと思っていた僕にとっては正直驚いた事例です。

現在はそういった営業もできるように、記事に仕掛けをするようにもなりました。


あなたのコンテンツも同様ではないでしょうか。

あなたがお客さんだと思っている方以外にも

役に立つと感じてくれるお客さんがいる可能性があるはずです。

開拓する余地があるのではないでしょうか。


例えば自動車教習所のベテラン教官などは

「運転方法を教える」だけではなく

「老若男女に分かりやすく伝えるコツ」ができることです。

ペーパードライバー向けの個人指導もできます。

運送系の法人に、営業車の定期点検のセミナーだってできます。


すると役に立つ人は「教習生」だけではないと分かります。

職業訓練校の新米教官でも、老若男女に分かりやすく教える、というそのノウハウを欲しています。


それを考えていくことができれば、

「できること」×「役に立つ人」は増えていきます。


フリーランスでも士業でも

「引き受けた」仕事は大切だと思います。

でも逆にフリーランスで不安定さを感じている方も多いはずです。

ですが、「引き受けている」だけでは不安定になるのは当然です。

俗にいう太い付き合いのお客さんでも、生涯仕事の依頼がくるとは限らないからです。

太いお客さんがいる場合ほど、その取引先を失うとフリーランスは致命的です。


だからこそ、少しずつ「創りだす」ことも大切ではないでしょうか。

確かに、コンテンツを作ることで100%成功する保証はどこにもありません。


しかしコンテンツを10本作れれば、1本は当たる可能性があります。

ノウハウをyoutubeで挙げてみて反応を見ることもできます。

あなたの「できること」はなんですか?

それを「役に立つ」と思ってくれる「お客さん」は誰ですか?


ここら辺から考えていくことが大切ではないでしょうか。

もちろん、あなたの「できること」が「役に立つ人」に伝わる必要がありますが。


応援しています!


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office桜一輪

櫻井樹吏


エンタメと優しさと革命とちょっとエロい就職講演家、櫻井樹吏サイト。

あなたと僕と為に記事を書きます!

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